自然農の雑穀生産PARTⅡー加工品でのご提供

27.4.18(土曜日)晴れ、最高温度18度、最低温度8度

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伸びやかな田園風景が広がる由布市庄内町

とうもろこし畑となる田んぼの跡地。まるで、とうもろこしの田植え風景のよう。
植え込み作業が、6人で、延々と、昼食を挟んで6時間を要することになった。
粘着力のある旧田んぼのため、土に指が入らず、大きく時間をロスする。
この畑(田んぼ)も5年も草木堆肥を入れ続けると、ふかふかの畑に変わってくる。
無事に美味しく育ってくれ!と祈る。

ここは7~8月にとうもろこしの収穫を終え、11月には麦畑となる予定。
ここの畑から、20m離れた田んぼ跡地(現在は小麦畑)には、7月、大豆が植わる。
佐藤自然農園及びむかし野菜グループとしては、壮大な自然農の雑穀生産の試み
がいよいよ、スタートする。

(自然農雑穀による加工品の提供)
これらのテスト販売の試みについてお聞きしたためか、一体何が送られてくるのだろうと、おっかなびっくりさせたのかもしれません。約30%ほどの方が、積極的には
必要としていないとのご意見ではあった。
加工品の例として挙げたーナン・野菜万頭・堅パンーそれぞれに70%の方が、関心を寄せていただいた。そのいずれかに興味があるとお応えいただいた方は73%で
あった。必要でないと答えられた方も、この試みについては、95%以上の方が
何らかの関心をお持ちのようでした。
自然農の穀類はやはり子育て中の主婦に特に支持されていたようです。

私がイメージする雑穀の加工品とは、以下のような考えです。
①素材感・美味しさ・リーズナブルな価格
②安心・安全で栄養価に富んだおやつや中間食
化学調味料・砂糖などを排し、素材を活かした味のある素朴さ
市販の菓子類(パンも含めて)をちょっと多めに食べ過ぎた際に、何やら、胃の奥に
違和感を感じ、気分が悪くなることもあるようです。
それは満腹感とも少し違うようですが、皆様は如何でしょうか?
これは穀類そのものと、使用されている化学調味料や添加物によるものかもしれないと思うこともあります。

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特に成長期にある子供さん達には、素朴でナチュラルな素材感のあるおやつや
中間食を食べさせたいとの思いがあります。
当農園の行う試みを全面的に支持して頂いた方が、半数以上でしたが(長いお取引の方が多かった)、他の方々も期待感と不戸惑いが半々に伺えるような回答の内容でした。



(提案型のテスト販売、OR 注文方式の販売方法のどちらを選ばれますか?)
この設問は、答えるのに難しかったと思います。実はこちらも随分と迷っているわけですから・・・その戸惑いが伺えるような回答が多かった。

一番多かった回答は「先ずはテスト販売から始めて、注文方式に切り替える」です。
(穀類の販売も含めてですが)先ずは試作した加工品などを食べてみて、その感想や反応を見ながら、さらにテストしていくのが一番良いかな!とは考えております。
これは、ひとえに皆様の信頼がなければとてもできないことです。
故にこちらの迷いも大きいのです。幾ばくかの代金という苦痛を伴うからです。

※但、悩ましいのは一々の注文方式だと双方に手間が懸かり過ぎて「それで良いと
  いう人はお任せ方式のほうが現実的」と言ったご意見も多かった。
  方法は工夫せねばいけませんですね。

お客様(仲間達)の中にはプロ顔負けのアイデアと能力をお持ちの方もおられます。
加工品についてはレシピを添えて先ずはテスティングをしてみたい。
健康や安全にできるだけ配慮しようとするパン屋さんやセミプロの方もこちらの仲間達にはおられます。
同時に、少量の粉類をお送りし、農園のお客様(仲間達)もチャレンジして頂き、
簡単にできるレシピ開発が出来上がっていくのが理想だと考えております。
それを仲間達と共有できるのであれば、楽しいのではないでしょうか・・・

最後に農園としては、共働きやお忙しい方には加工品をお送りしたいとは思っておりますが、できるなら、素材を使って頂きたいと願っております。
「今日はどのブレンドでいってみようかな!」なんての楽しそうに思えますが・・・
「嫌、面倒臭い!」と言われる方もおられるでしょうね・・・

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三種類のえんどう豆

今が花盛りですので、
これから2~3週間後
食べれるようになるでしょう

その後に来るのが
空豆です。

さらにいんげん豆と
繋がっていきます。
春は豆のシーズンでもある